2023年12月18日
超臨界技術センター株式会社(本社:三重県桑名市、代表取締役社長 田中 雅裕)は、水と二酸化炭素を用いて碾茶からカフェインを除去するデカフェ技術を開発しました。この成果は、2023年9月11日より開催された化学工学会 秋季大会にて発表いたしました。本成果をもとに製品開発を進め、三重県産の伊勢茶(碾茶)を使用したデカフェ抹茶商品を実現、12月18日より本格的に販売を開始いたします。
「Green Decaf 国内デカフェのコーヒー生豆・抹茶通販」
超臨界二酸化炭素によるカフェイン除去技術は、1970年代にドイツで発明され、カフェイン除去法の中でも特に、デカフェ後のコーヒーの風味に影響がないプロセスとして注目されています。昨今のデカフェの認知度の高まりとともに、超臨界二酸化炭素を用いたカフェイン除去に関する問い合わせが急増してきました。
超臨界技術センター株式会社では、2016年より超臨界二酸化炭素を利用したデカフェ開発プロジェクトを立ち上げ、どの工程でも薬品を一切使用せず水と二酸化炭素(食品添加物用の炭酸ガス)のみを用いたデカフェ製法、GREEN DECAF PROCESS®を開発。二酸化炭素の有効利用と、水の使用量の削減により、人にも環境にもやさしいデカフェ処理法として、国内でカフェイン除去を行っています。
デカフェのコーヒー豆は多く流通している一方、緑茶・抹茶のデカフェ製品は市場に殆どなく、茶関係者から緑茶のデカフェを求める声を多くいただいていました。コーヒーデカフェのノウハウを基に、今回、テアニンやカテキンといった有効成分や色合いを保持したデカフェ抹茶商品が実現しました。ぜひこの機会にデカフェ伊勢抹茶をお試しください!
商品名 | デカフェ抹茶 (カフェインレス) |
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生産地 | 三重県四日市市 |
デカフェ製法 | GREEN DECAF PROCESS®(超臨界CO2法) |
デカフェ処理地 | 日本(三重県) |
カフェイン除去率 | 87.2 % |
内容量 | 20g |
価格 | 1,600円(税込) |
製品ページ | https://sctc.official.ec/items/78002721 |
三重県のお茶生産は、栽培面積・生産量で全国第3位です。特に碾茶の原料のひとつ「かぶせ茶」生産において、三重県は全国一位です。鈴鹿山脈の麓、四日市の奥座敷として風光明媚な景色に恵まれた、自然豊かな水沢地区で育った碾茶を使用し、水と超臨界二酸化炭素のみを用いた、GREEN DECAF PROCESS®(超臨界CO2法)により、三重県内にてカフェインを除去します。
水と超臨界二酸化炭素のみを用いた、GREEN DECAF PROCESS®(超臨界CO2法)によりカフェインを除去。この方法はカフェイン除去法の中でも特に、風味に影響がないプロセスとして注目されています。二酸化炭素の有効利用と、水の使用量を極力減らすことで、人にも環境にもやさしいデカフェ処理法となっています。
抹茶に含まれるカフェインは取り除く一方で、旨味のもととなるテアニンや、茶ポリフェノールであるカテキンの流出を極力抑えることができるようプロセスを開発しました。抹茶で重要となる緑色の色合いを保持したまま、80%以上のカフェインをカットしています。
※含有量は使用する原料により多少変動します
ご相談・お見積りは無料ですので
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