社長挨拶

会社概要

社名	超臨界技術センター株式会社
役員	代表取締役　田中 雅裕 取　締　役　後藤 元信（東海国立大学機構　名古屋大学　名誉教授）
顧問	深谷 昌志 三浦 洋次（株式会社ケー・イー・シー 会長）
名誉顧問	福里 隆一
住所	〒511-0838 三重県桑名市大字和泉ハノ割391番地3 TEL 0594-25-3443 FAX 0594-84-7210
会社設立	2013年9月26日
資本金	1,000万円
事業内容	超臨界流体技術を用いた受託開発、試作品製造、受託生産等の技術サービス
有資格者	工学博士　3名 高圧ガス製造保安責任者（乙種機械）　2名 高圧ガス製造保安責任者（乙種化学）　4名 高圧ガス製造保安責任者（丙種化学（特別））　8名 衛生工学衛生管理者　1名 危険物取扱者（甲種）　1名 危険物取扱者（乙種第1類）　1名 危険物取扱者（乙種第2類）　1名 危険物取扱者（乙種第3類）　1名 危険物取扱者（乙種第4類）　3名 危険物取扱者（乙種第6類）　1名 電気工事士（二種）2名 ボイラー技士（二級）2名 食品衛生管理者　2名
許認可の一覧	高圧ガス製造事業所 名古屋大学発ベンチャー称号 第019号 有機（オーガニック）JAS認証 ※日本農林規格認証アライアンス(JASCERT)

沿革

2013年	超臨界流体を活用した事業の社会実装を目的として、超臨界技術センター株式会社を設立
2014年	桑名市に超臨界技術センター株式会社建屋（事務所兼研究棟）が完成 低圧超臨界二酸化炭素抽出装置、向流接触型超臨界二酸化炭素抽出装置を導入
2016年	超臨界二酸化炭素抽出複合装置を導入
2017年	超臨界二酸化炭素抽出パイロット装置を導入 向流接触型超臨界二酸化炭素抽出装置を増設 名古屋大学発ベンチャーの称号を授与
2019年	桑名市に国内初となる超臨界デカフェプラントを導入
2020年	「超臨界二酸化炭素を用いたコーヒー豆からの脱カフェイン技術の工業化」において、分離技術会　技術賞　受賞
2022年	リアクター加熱反応撹拌装置を導入
2024年	抽出・微粒子製造装置を導入 「超臨界二酸化炭素を用いたコーヒー生豆および茶葉の脱カフェイン技術の確立と実用化」において、 公益社団法人新化学技術推進協会　グリーン・サステイナブル ケミストリー賞（GSC賞） 「ベンチャー・中小企業賞」　受賞

超臨界研究ネットワーク

国内・海外での学会活動における豊富な人脈を活用した適切な情報収集及び、東北大学や熊本大学、チュラロンコン大学等、国内外研究施設との開発連携を行うことで、正確・迅速な開発を推進します。

環境への取り組み

弊社では、人にも環境にも優しい「グリーン溶媒」である水や二酸化炭素を用いた抽出技術をメインとした事業を展開しています。従来、様々な成分の抽出/分離除去プロセスにおいて、有機溶媒を用いた処理が広く行われてきました。しかし、溶媒の分離工程や廃液処理、残留溶媒など、環境や人体への影響が問題となっていました。これらの課題を解決する手法として、超臨界流体技術が再注目されています。
弊社では石油化学プラントや製鉄工場等から排出される二酸化炭素を回収し、食品添加物グレードに精製したものを有効利用することで、これからもカーボンリサイクルを実現し、環境問題に取り組んでいきます。

Society 5.0 For SDGsの実現にむけて

2015年に国連サミットで合意された「持続可能な開発目標（通称SDGs）」には、2030年に向けて世界をより良く変えるための17の目標が掲げられています。また経団連は、未来社会”Society 5.0″の実現を通じたSDGsの達成を目指しています。弊社は、超臨界技術を通じてSociety 5.0 For SDGsの実現を目指します。

ビッグデータをはじめ最先端技術を最大限に活用し、新しい社会や技術を開発できる会社へ

• 化学工学をはじめ超臨界技術に関する膨大な情報のデジタル化を促進し、それらを活用して、研究開発から事業化・産業化までの課題解決を目指します。
• 化学プラントから排出されるCO₂を有効活用し、有機溶媒フリーの素材の開発や、代替技術の開発を目指し、産業の発展に貢献します。

超臨界技術と社会課題を繋げ、新しいプラットフォームを開発できる会社へ

• 食品ロス、廃棄物、温暖化などの環境問題や、少子化などの社会問題に対し、産学連携の研究ネットワークを駆使して課題解決する「超臨界プラットフォーム」の開発を目指します。
• 環境問題についてはケー・イー・シーグループ全体で取り組み、廃棄物の情報収集から始め、超臨界技術を用いた未利用資源の活用や有害物質の分解により最終的な廃棄物量を低減し、環境保護・CO₂削減を目指します。
• 少子化によるエンジニアの減少を食い止めるため、イメージしにくい超臨界技術のビジュアル化／アニメーション化や、メタバース空間での超臨界ワークショップ、設備見学、技術相談や研究ネットワークの紹介などを視野に、超臨界流体技術の啓蒙活動に取り組みます。

所在地・アクセス