受託試験consignment test

抽出・分離に関する
ご要望やお悩みはありませんか?

  • 身体に安心安全な方法で加工したい
  • 未来のために環境に優しい技術を採用したい
  • 現在使用している有機溶媒の量を減らしたい
  • 目的成分の回収率を向上させたい
  • 不要な成分を除去して純度を高めたい
  • どんな結果が得られるのか小スケールでテストしたい
  • 良い結果が得られたら試作や生産まで依頼したい

超臨界技術センターの強み

確かな技術と豊富な設備、
国内外のネットワークを基に、
適切な試験をご提案します。

                                    

サービス案内

超臨界流体試験の受託サービス

高度な技術を持った経験豊富なスタッフが、お客様に代わり、超臨界二酸化炭素を用いた各種試験を受託いたします。
お客様の研究目的に応じて開発プランの組み立てからご相談も承ります。お気軽にご相談ください。

技術相談
※無料
超臨界流体についての技術的なご相談を承ります。超臨界流体技術の適用性調査や、既に小スケールでご検討されている場合、そのスケールアップ検討、事業化検討など御社の課題をサポートいたします。必要に応じて、研究ネットワークを活用し、適切な研究機関をご紹介させて頂くことも可能です。
受託試験
(スポット対応)
ラボスケールでの検討をご希望の場合、事前のヒアリングや調査結果を基に条件設定を行い、試験を実施いたします。ご要望に応じて抽出物の分画回収や抽出挙動の確認も可能です。弊社保有の分析設備で簡易的な分析も承ります。試験の立会も可能です。
受託開発
(包括的な検討)
ラボスケールでの最適条件検討やスケールアップを目指した包括的な開発を承ります。事前のヒアリングや調査結果を基にフェーズや試験項目の設定を行い、フェーズ毎に試験・報告を行います。各段階で試験結果を基に擦り合わせを行い、試験の方向性等を協議・調整することも可能です。
試作検討
(スケールアップ検討)
ラボスケールでの最適条件検討にて良好な結果が得られた場合、パイロット装置での試作検討・試作品開発・試作品製造を承ります。試作品を用いたテストマーケティングや、実生産を目指した更なるスケールアップ検討を目指す方にお勧めです。​
受託生産 試作検討で良好な結果が得られた場合、受託生産を承ります。弊社設備での製造が難しい場合は協力会社での委託処理や、自社で製造設備の導入をお考えの場合は、設備新設に向けた技術的な支援を行います。

※デカフェの試験や試作は別プランとなります。
詳しくはこちらをご覧ください。

お客様の開発状況に応じて、ご対応いたします(下記サービス例)

例1. 受託試験で、都度スポット対応で試験しながら試作検討~受託生産へ進める場合
技術相談>受託試験1>受託試験2>・・・>試作検討>受託生産
例2. 試験・開発~試作検討まで包括的に行う場合(必要に応じて委託開発契約を締結致します)
技術相談>受託開発(試験~条件最適化)>試作検討>受託生産
例3. 自社で検討した内容で受託試験、試作検討を行う場合
自社検討>受託試験>試作検討>受託生産

試験の流れ

試験の流れ

必要に応じて秘密保持を締結させて頂きます。
ご相談前や次のステージ(フェーズ)に移行する段階など適宜時期を調整することも可能です。

費用目安

サービス内容 受託試験(スポット対応)
35万円~
受託開発(包括的な開発検討)
65万円~
試作検討(スケールアップ)
65万円~
試験点数 1~2点 ~10点 1~2点
事前調査(文献等) 実施可 実施可 実施可
見積仕様書作成 あり あり あり
試験サンプル量 5~100g×試験点数 5~100g×試験点数 数kg×試験点数
試験立会 可能 可能 可能
試験報告書 報告書作成 報告書作成 報告書作成
その他 抽出適用性確認、 抽出挙動の確認等 装置の改造、 処理条件最適化等 30Lパイロット装置での確認試験

※試験の内容や試験点数、報告書作成の有無(簡易報告書にするなど)、その他ご要望に応じて料金が変わります。
 まずはお気軽にご相談ください。
※受託生産に関しては、処理の内容や処理量等に応じて料金が変わります。まずはお気軽にご相談ください。
※繁忙期など試験が立て込んでいる時期がございます。お急ぎの場合は、ご相談いただければ調整可能です。その際、お急ぎ料金をいただく場合がございます。予めご了承ください。

試験実績

分野 点数
食品・飲料 114
香粧品 36
化成品 55
材料系 10
分野 点数
コーヒーデカフェ 420
茶デカフェ 41
その他(医薬品、廃棄物など) 4

※2022年9月時点

超臨界抽出装置・分析設備等 

低圧超臨界二酸化炭素抽出装置

低圧超臨界二酸化炭素抽出装置は、最大で34MPaでの処理が可能です。抽出槽容量は500mLで、内部バスケットを使用することにより、液体、固体、粉体等の原料を充填できます。液体二酸化炭素ボンベを用いて試験し、二酸化炭素はワンスルーで再利用はいたしません。ラボスケールでの試験を実施する際に主に使用しています。

主仕様
抽出槽…500mL 圧力…34MPa 温度…150℃

向流接触型超臨界二酸化炭素抽出装置

向流接触型超臨界二酸化炭素抽出装置は、最大で18MPaでの処理が可能です。4Lの抽出塔を備え、液体原料の処理に使用します。

主仕様
抽出塔…4L 圧力…18MPa 温度…80℃
超臨界二酸化炭素抽出複合装置

超臨界二酸化炭素抽出複合装置

超臨界二酸化炭素抽出複合装置は、最大で50MPaでの処理が可能です。抽出槽容量は500mLで、600mLの抽出塔も備えています。液体、固体原料からの抽出および抽出物の濃縮も可能です。また多段抽出など様々な用途に使用できます。

主仕様
抽出槽…500mL 抽出塔…600mL 圧力…50MPa 温度…90℃
超臨界二酸化炭素抽出パイロット装置

超臨界二酸化炭素抽出パイロット装置

超臨界二酸化炭素抽出パイロット装置では、最大で50MPaでの処理が可能です。二酸化炭素は分離/凝縮し、循環して使用します(99%以上循環)。
こちらの試験機での試作検討をご希望のお客様はご相談ください。

主仕様
抽出槽…30L 圧力…50MPa 温度…80℃
抽出・微粒子製造装置

抽出・微粒子製造装置    

抽出・微粒子製造装置は、最大で50MPaでの処理が可能です。3Lの分離槽を備えており、
有効成分の抽出および微粒子化にも対応可能です。

主仕様
抽出槽…0.5~0.98L  圧力…26~50MPa 温度…80℃

リアクター加熱振盪撹拌装置

リアクター加熱振盪撹拌装置は、500℃・50MPaまでの高温高圧条件を実現するリアクターを装填した加熱装置です。

主仕様
リアクター…5.0mL/8.8mL 圧力…35MPa/50MPa 温度…350℃/500℃

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

HPLC分析では、主にカフェインの定量分析(デカフェ)が可能です。その他、お客様のご要望に応じて、条件等がわかるものでしたら可能な範囲で簡易分析についても検討させていただきます。その場合は、別途分析費用をお見積りさせていただいております。

主仕様
型式…UltiMate3000 検出器…可変波長検出器(UV-Vis)

ガスクロマトグラフィー(GC)

GC分析では、Heをキャリガスとして主に脂肪酸などの分析が可能です。お客様のご要望に応じて、条件等がわかるものでしたら分析について検討させていただきます。その場合は、別途分析費用をお見積りさせていただいております。

主仕様
型式…Trace1310 検出器…FID検出器

紫外・可視分光光度計

分光光度計では、光を試料溶液に当て、紫外・可視域波長における試料の吸光度を測定し、目的成分を定量分析します。お客様のご要望に応じて、条件等がわかるものでしたら分析について検討させていただきます。その場合は、別途分析費用をお見積りさせていただいております。

主仕様
型式…GENESYS 10S UV-Vis 測定波長範囲…190nm〜1100nm
光学系…デュアルビーム 検出器…デュアルシリコンフォトダイオード

水分計

加熱乾燥方式による水分計で、試料の水分測定が可能です。お客様のご要望に応じて実施致します。その場合は、別途分析費用をお見積りさせていただいております。

主仕様
型式…MOC63u 最小表示…質量0.001g/水分率0.01% 設定温度…50~200℃

適用事例

適用事例はこちら

                

受託試験についてよくある質問

どのような材料を用いることができますか?

固体原料、液体原料どちらも用いることができます。

適用事例はこちら

下記のような原料は用いることはできません。

  • ①消防法上の「危険物」に該当するもの(第一類:酸化性固体、第二類:可燃性固体、第三類:自然発火性物質/禁水性物質、第四類:引火性液体、第五類:自己反応性物質、第六類:酸化性液体)
  • ②塩を含むもの:設備部品の腐食につながります。

その他物質により取扱いが難しい物がございます。まずはお気軽にご相談ください。

どのくらいの量が必要になりますか?

抽出器の容量は100mL、270mL、500mL、1L、30Lとなっており、抽出の目的によって選定しております。 原料必要量は、原料の性状(嵩密度など)、目的成分の含有率、目的の回収率などによって変わってきます。
まずはお気軽にご相談ください。

抽出設備についてはこちら

どのくらい回収できますか?
目的成分の回収量は、原料仕込量、原料中の目的成分の含有率や成分組成、目的成分の超臨界流体への溶解度などによって変わってきます。まずはお気軽にご相談ください。
どれくらい時間がかかりますか?
抽出に要する時間は、原料仕込量、原料中の目的成分の含有率や成分組成、目的成分の超臨界流体への溶解度、超臨界流体の流量などによって変わってきます。まずはお気軽にご相談ください。 試験のスケジュール感は、試験の混み具合によっても異なります。まずは「試験の流れ」をご覧いただき、お気軽にご相談ください。
どのような条件で試験ができますか?
設備によって仕様(試験可能条件)が異なります。抽出設備の詳細についてはこちらをご覧ください
有機溶媒を添加した試験はできますか?
抽出設備に溶液ポンプを付けているため、有機溶媒を添加することが可能です。溶液ポンプの仕様については、お気軽にご相談ください。
分析は可能ですか?
弊社保有の分析設備で分析方法が確立しているものであれば分析対応が可能です。それ以外の分析についてはお客様で評価していただいております。 分析設備についてはこちらをご覧ください
立会試験は可能ですか?
新型コロナウイルス流行期間中については、県の指示に従い対応させていただいております。

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