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デカフェ技術

デカフェ技術

日本初!コーヒーデカフェ技術の確立!

カフェインとは…

コーヒーやお茶に多く含まれる成分で、覚醒作用、強心作用、脂肪燃焼作用、利尿作用など、様々な効果を有するため、医薬品や栄養ドリンク等にも広く使用されています。
 一方で、副作用として不眠めまい、血圧や心拍数の上昇、妊娠中では胎児の発育阻害の可能性があり、大量摂取は身体への負担を高めることが報告されています。

デカフェコーヒー
(カフェインレスコーヒー)とは…

コーヒーに含まれるカフェインを、特殊な方法で除去したコーヒーのことです。コーヒーと同様に、カフェインを多く含むお茶や紅茶もデカフェ品が開発されています。

デカフェコーヒーはこんな方に注目されています…

カフェインの摂取を制限されている方、妊娠中・授乳中の方など

日本にはデカフェコーヒー豆を製造する設備が無く
海外からの輸入品が100%を占めており、
その輸入量は年々増加しています。

超臨界技術センターでは
美味しくフレッシュなデカフェコーヒー
日本中に届けるため、
2016年に技術開発をスタートしました。

全てのプロセスにおいて 有機溶媒(薬品)を使用せず
超臨界二酸化炭素のみの
安心安全なデカフェ処理にこだわり、なおかつ、
スペシャリティーコーヒーの素晴らしい風味を損なわない
独自の処理方法を開発しました。

既往の脱カフェイン法

ウォータープロセス

カフェイン以外のコーヒーエキス(有機成分)が溶解した飽和水に生豆を漬け込み、カフェインのみを除去します。カフェインを除去した後の飽和水はフィルターによってろ過され、再利用されます。

有機溶媒抽出

・酢酸エチル
・塩化メチレン(ジクロロメタン)
カフェインのみを選択して除去することができます。安価なため海外の デカフェ品の80%を占めていますが、日本では使用が禁止されています。

液体二酸化炭素抽出

60気圧/25℃程度のCO2を使って カフェインを除去します。超臨界CO2 に比べて低温低圧で処理ができますが、 その分処理時間が長くなります(2-3日間)。

超臨界二酸化炭素抽出

臨界点以上の条件でデカフェ処理を行います。高圧装置のためコストが高くなりますが、液体CO2に比べ、短時間で処理することができます(半日程度)。

SCTCデカフェコーヒーができるまで

コーヒーは生豆の状態で超臨界技術センターに届き、
高圧の水と二酸化炭素を用いてカフェインを取り除いていきます。
カフェインが除去されたデカフェ豆を焙煎することで、
デカフェコーヒーが誕生します。

超臨界技術センター製デカフェコーヒーのプロセス評価

後藤元信 教授
名古屋大学
大学院

工学研究科
物質プロセス工学専攻

後藤元信 教授

 後藤研究室では、「環境に配慮した分離・反応プロセスの新規開発」を目指して研究を行っており、「超臨界流体」というグリーン溶媒を利用して、天然物からの有効成分の抽出、未利用または廃棄バイオマスの有効利用など様々な分野での研究を展開してきました。
その中でも特に、超臨界二酸化炭素を用いた技術は、安心・安全を追及する食品の分野で非常に注目されているテーマとなっています。
 従来、目的成分の抽出/除去では有機溶媒を用いた処理が広く行われてきましたが、溶媒分離工程や 廃液処理、残留溶媒など、環境や人体への影響が問題となっていました。これらの課題を解決する一手法として、無毒無臭で、比較的マイルドな温度圧力条件で操作可能な超臨界二酸化炭素を用い、高品質で安全性の高い抽出プロセスの開発を行っています。 

 超臨界技術センターは、平成元年以来行っている超臨界二酸化炭素抽出に関する研究の成果を社会実装することを目的に設立された会社であり、設立以来、技術顧問として研究開発に関与してきました。さらに、名古屋大学と超臨界技術センターは共同研究契約を締結しており、特に、コーヒーの脱カフェインを対象に、前処理~超臨界二酸化炭素抽出(脱カフェイン)~後処理の統合プロセスを完成させ、日本初のデカフェ事業を可能としました。

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